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賃貸管理契約を締結する際の確認ポイント

賃貸管理契約を締結する際に、管理会社が独占的に賃貸仲介を行うことがあります。独占的に行うという、複数の業者と取引する場合と比較して、楽ですがリスクもあるので注意が必要。リスクというのは、管理会社が、賃借人の募集を積極的に行わない場合には、空室が発生しやすくなるということです。対応策としては、管理委託契約を締結する際に、「管理会社は成約に向けて積極的な努力義務がある」という文言を入れるのがいいでしょう。また、賃貸管理契約を締結する際、賃貸借代理契約と管理委託契約がセットになっている場合には、禁止事項をよく確認する必要があります。注意したいのが、大家が他の業者に賃貸仲介を依頼した場合には、違約金を請求されるというものです。大家側としては、そんなの関係無いと考えるかもしれませんが、契約書に記載されているとそれに従う必要があります。もちろん、忙しくその条件を見落としていたという言い訳は通じません。契約事はめんどうかもしれませんが、記載内容をよく確認した方がいいです。それは、自分のためにもなります。

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